アフターピルは避妊に失敗したセックスから48時間以内に飲んで、無理やり生理周期を変更することで妊娠を防ぐ緊急避妊薬です。 アフターピルの服用によって女性の子宮や体にかかる負担は大きく、人によっては生理痛がきつくなったり生理不順になることもあります。元の正常な生理の状態に戻るまでに数か月かかることもあります。

アフターピルを正しく服用した後、2週間以内に出血があればほぼ避妊に成功したと言えます。 たとえ本来は次の生理予定日が3週間後だったとしても、ピルの服用後に出血が早まるのは当たり前の症状なので、心配することはありません。 周期によってはピルの服用前後のタイミングで月に2回生理がくることもあり得るのです。 もちろん普段の生理と同じく生理痛があることもあれば、2回目の出血は量が少なくて生理痛が軽く済むこともあります。

周期とアフターピルの服用タイミングによっては、普段よりも重い生理痛になる可能性も考えられます。 特に普段から生理周期が長い人や、生理不順の人は注意が必要です。ピルの服用によってまだ体が生理の準備ができていないのに、ホルモンのバランスが急激に崩れてしまうからです。 いつもは排卵痛や不正出血に悩まされることの無い人でも、これらの症状が起こることもあります。 ピルの服用から周期が安定するまでの数か月は、予想外の体のトラブルが起こることも覚悟してください。 アフターピルの服用後の生理痛は、重さの違いはあっても痛さの種類は通常の出血時と変わらないはずです。 普段のようにお腹がどんよりする痛みではなく今までに感じたことのない鋭い痛みがあった、などの場合は生理痛とは別の原因が考えられるので、すぐに病院へ行ってください。

アフターピル服用後の生理で痛みを感じた時は、普段とは違う特別なケアをする必要はありませんが、いつもと同じように体をいたわりましょう。 アフターピルには副作用があり、体がだるくなったり吐き気を感じる人もいます。 出血が確認できるまでは妊娠の可能性も消えないので、精神的なストレスも大きいでしょう。 心理的なストレスも生理痛に影響してくるので、あまり過度に心配せずに適度に息抜きしてください。 アフターピルはあくまでも緊急避妊薬なので、毎月のように使うことが無いようにしてください。

また、アフターピルを緊急避妊薬として以外の用途で使ってはいけません。 周期が不安定だから生理を無理やりでも起こしたい、楽しみなイベントに重ならないように近々生理が来るようにしたい、などの場合理由でピルを服用したい時は低用量ピルを使用します。

低用量ピルには生理痛や生理不順を治す効果が

低用量ピルには高い避妊効果があるだけではなく、生理痛や生理不順を治す効果もあります。 ピルを毎日規則的に飲めばホルモンの分泌量が調節でき、毎月決まった期間に生理を起こせるので、生理周期が長すぎる人や短すぎる人にとってはとても効果的な薬です。 アフターピルと違い急激にホルモンの分泌を変えるわけではないので、生理周期をコントロールするにはある程度の期間が必要です。 旅行など生理を避けたいイベントがあるときは1か月ほど前から低用量ピルを服用し始めておくと便利です。

低用量ピルはアフターピルと違い子宮に無理な負担をかけないので、体への負担も少なく済みます。生理不順が治ると子宮の状態が良くなるので生理痛も軽くなり、快適に過ごせるようになります。 服用するのを忘れてしまうと避妊や生理の効果にも影響してくるので、毎日決まった時間に忘れずに飲む習慣をつけることが大切です。 半日飲むのが遅れた程度なら健康に影響が及ぶこともないので、日常的に使いやすい薬です。

使い方さえしっかり守れば、低用量ピルは安全に使えます。ホルモンバランスを整えることで、体のあらゆる不調が改善できます。 生理痛や生理不順に悩んでいる人はぜひ勇気を出して、産婦人科を受診してみてください。