正常の生理周期というのは生理が始まった日、いわゆる出血し始めた日を1日と数え、次の生理が始まった日までの期間を数えます。 例えば4月1日に生理が始まり、次は5月3日に生理が始めれば、生理周期は33日となります。生理周期は25日~38日内であれば正常数値だとされています。25日未満38日以上の数値となると、生理不順だといえます。

生理の仕組みは、まず卵子の中にある卵胞が成熟し始めます。それと同時に、子宮内膜が分厚くなってきます。6~7日かかります。その後、成熟した卵胞から卵子がでてきます。 これが排卵期です。このときに性行為を行い、射精をすると卵子と精子が受精し子宮に着床、妊娠することになります。排卵後の卵胞は黄体と呼ばれ、子宮や身体が妊娠しても可能な状態になり体温もあがっています。 そして、子宮内膜も分厚く柔軟になってきます。14日間であまり個人差はありません。子宮内膜が分厚くなり、剥がれ落ち、出血しながら膣からでていきます。 これが生理で、期間は2~7日程度です。排卵期に、精子と卵子が受精し着床があれば子宮内膜は剥がれ落ちることはないため、妊娠が成立しているため生理はきません。

生理不順の原因としては、初潮を迎えてすぐや思春期などはホルモンのバランスが整っていないので、不定期に生理が来る可能性もあります。また、慣れるまでにも時間がかかります。 妊娠していると、子宮内膜は剥がれないため生理はきません。そして、出産後の授乳期にも母乳を送り出すホルモンが分泌されるため、排卵が抑えられます。そのため、無月経になります。 閉経前には卵巣の状態も弱まってくるため、排卵したりしなかったりが続きます。そのため、生理が来たり来なかったりと生理不順が続きます。そして、稀発月経、頻発月経となり閉経します。

生理不順の原因で特に多いのがストレスです。仕事や子育てなどで身体的だけではなく、精神的なストレスがたまると自律神経が乱れます。 すると、排卵や生理を起こす指令も乱れ、生理が来なくなることがあります。特に若い女性で多いのが過度なダイエットです。ストレスもありますし、食事量が一気に減る、短い期間で一気に体重が激変するのもよくありません。 女性ホルモンの分泌が悪くなり、生理不順や無排卵月経などなどになり、生理が止まってしまいます。また、激しいスポーツで身体を酷使することも生理不順の原因の一つです。不規則な生活やまたは卵巣の病気などの可能性もあります。

生理不順には種類がある

通常の月経は25日~38日の周期でやって来ます。稀発月経とは、39日以上の間隔が開いて月経が来ることを指します。稀発月経は排卵の乱れから来ていて間隔が長いため年に数回しか生理がありません。 その中にも種類があり、遅延排卵も稀発月経の一つです。生理が起こってから、排卵するまでが長いです。排卵後は14日ぐらいで生理が起こります。 この時の体温は低くなっていることが多いです。無排卵稀発月経というものもあります。生理はくるが、排卵はしていない状況です。基礎体温は高くありません。排卵がないため、受精もできません。 稀発月経の原因は、激しいスポーツや過度のダイエットによって起こることが多いです。卵巣機能の低下や、甲状腺機能の低下も考えられます。

頻発月経は稀発月経とは逆で生理の周期が24日以内で同じ月に複数回の生理が起こります。まず、無排卵性月経。稀発月経と同じで、排卵しないため受精することはありません。 卵胞期短縮性頻発月経は排卵はありますが、卵胞期、生理から排卵までの期間が短いです。黄体機能不全型頻発月経というのもあります。 排卵後の黄体機能が悪く、早く萎縮してしまうため生理周期が短くなります。黄体機能が低下していると、子宮内膜が不完全のため着床しづらくなります。 生理の回数が多くなり、貧血気味になります。そのため、鉄分を含んだ食品を食べるように心がけます。また、できるだけ身体は冷やさないようにすることも大切です。