低用量ピルとは、主に避妊や月経困難症(酷い月経痛)、子宮内膜症の治療などに使用される薬剤で、数ある低用量ピルの一種類がトリキュラーです。 知名度が高い理由としては、トリキュラーは世界各国で使用されており、日本でも認可されていて人気が高く、また実績も長くて病院でも処方されていますので、安全性が高いとされているところでしょう。 トリキュラーは月経が始まった日から服用することで避妊する確率を高めることができ、錠剤が色分けされているので間違えずに服用できるというメリットがあります。 また、偽薬なしのトリキュラー21、偽薬付きのトリキュラー28と二種類があるので飲み忘れも防止でき、月経のサイクルをコントロールするのに便利で初心者にも使いやすくなっています。 価格も他の低用量ピルに比べると低価になっており、通販サイトなどを利用すればワンシートあたり840円から買えることもあるようです。 服用に慣れている方はまとめて買うともっと安くなる通販サイトもあります。少なくともしばらくの間は毎月かかるお金になりますので、こちらも知名度が高い理由となるでしょう。 上に書いた効果のほか、副効果として月経周期異常(不順など)、無月経、月経前緊張症(PMS)、月経量異常、機能性不妊症、機能性不正出血にも効果があります。

低用量ピルには大きく分けて「1相性タイプ」と「3相性タイプ」に分けられています。 トリキュラーは後者の「3相性タイプ」とされていて、これは女性自体の自然なホルモンバランスに近くなるよう成分が三段階に変化するようになっているものです。 そのため他の低用量ピルよりも体内のバランスを自然に保つことができます。 そのため、トリキュラーは副作用が少ないです。 トリキュラー錠には赤褐色の錠剤6日間、白色の錠剤5日間、黄色の錠剤10日間、偽薬がある場合は大きい白色の錠剤7日間の全部で28日分(偽薬なしは21日分)となっています。

低用量ピルであるトリキュラーは、アフターピルとは違い毎日決まった時間に1日1錠をきちんと服用することで初めて効果を得られるものです。 また、服用する錠剤の順番も大事で、赤褐色、白色、黄色の順番で服用してください。 アフターピルのように避妊に失敗してしまった事後に服用し避妊効果を期待しても、効果はありません。初めて服用する方はきちんと医師の診察を受け正しい知識を身に着けた上で服用するのが良いでしょう。 緊急用のピルとは別なものと考え、あくまで事前にきちんと準備をした上で効果を期待できるものであると認識しましょう。

トリキュラーに含まれている成分は?

トリキュラーに含まれている成分は「合成女性ホルモン」です。簡単に言うと、これにより「女性ホルモンを飲むことにより体内のホルモンバランスを妊娠中のものに近づけ、妊娠を防ぐ」ことができるのです。 トリキュラーに含まれている成分には二種類あります。レボノルゲストレルとエチニルエストラジオールです。 レボノルゲストレルはプロゲストーゲン(黄体ホルモン)、エチニルエストラジオールはエストロゲン(卵胞ホルモン)と呼ばれるものです。 この2つを摂取することで排卵を促すホルモンの分泌を抑える作用が働き、受精卵が着床するのを防ぐ効果が生まれます。さらに子宮頸管内の粘液を変化させることで精子が侵入できないようにするのです。 このような効果により、避妊率が約100%(飲み忘れを含めた場合は避妊率92%ほど)という高い避妊効果を発揮することができます。

ワンシートあたりのレボノルゲストレルの投与量は1.925ミリグラム。また、1錠あたりの成分量は赤褐色0.05ミリグラム、白色0.075ミリグラム、黄色0.125ミリグラムです。 同じくエチニルエストラジオールのワンシートあたりの投与量は0.68ミリグラム。1錠あたりの成分量は赤褐色0.03ミリグラム、白色0.04ミリグラム、黄色0.03ミリグラムとなっています。 急激なホルモンバランスの変化は吐き気などを起こす原因となってしまいますが、このようになだらかに段階を踏んでいくことで、そういった原因を抑える効果があるのです。